もの忘れがひどくなった |
■今終わったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる ■同じことを何度も言う・問う・する ■しまい忘れや置忘れが増え、いつも探し物をしている ■財布・通帳・衣類などが盗まれたと人を疑う |
判断・理解力が衰えた |
■料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった ■新しいことを覚えられない ■話のつじつまが合わない ■テレビ番組の内容が理解できなくなった |
時間・場所がわからない |
■約束の日時や場所を間違えるようになった ■慣れた道でも迷うことがある |
人柄が変わった |
■些細なことで怒りっぽくなった ■周りへの気遣いがなくなり頑固になった ■自分の失敗を他人のせいにする ■「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた |
不安感が強くなった |
■独りになると怖がったり寂しがったりする ■外出の時、持ち物を何度も確かめる ■「頭が変になった」と本人が訴える |
意欲がなくなった |
■下着を替えず身だしなみをかまわなくなった ■趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった ■ふさぎ込んで何をするのも億劫がり、いやがる |
健康的な食生活 | 生活習慣病の予防。和食を中心としたバランスの摂れた食事で腹七分目を心がける。 |
適度な運動 | 全身運動とともに、手や指の運動が大切。手や指の刺激は脳へとつながり、予防につながる。 |
人とのかかわり | 人と接することで、感じる、考える、表現するなどを通じて脳への刺激を与えることができ、予防につながる。たくさんの“笑い”は認知症に限らず免疫力を高め、さまざまな病気の予防にもつながる。 |
突然タイプ |
■病気やけがを原因として突然やってくる ■事前に既往症、親戚などの連絡先、保険証や預金通帳の保管場所を把握しておくことが大切 ■別居の親の認知症に気が付かず、俳諧等で警察に保護され連絡があって始めて気づくこともある |
きっかけタイプ |
■近親者が亡くなりそのショックをきっかけに認知症が発症 ■住み慣れた場所を離れる、家族と離れる、悪質商法を遭いショックを受けるなどの場合もある |
徐々にタイプ |
■加齢によりできなくなる動作が増え徐々に介護状態に近づく ■予防により進行を遅らせることもできる |