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第188回 保険証券がないときの保険契約の探し方



   
  *保険証券がないときの保険契約の探し方

●188-1 保険会社からの送付書類を探す
 お通夜では、供養と弔問へのお礼の意味で、焼香を済ませたあとでお酒や軽い食事でもてなされるのが一般的です。これを通夜振る舞いと言います。お清めの意味もありますので、喪家はすべての弔問客に声をかけます。

 通夜振る舞いに出されるお酒は、身あらいの酒、清めの酒とも言われ、故人が成仏できるようにとの意味があります。通夜振る舞いは、もとは精進料理でしたが、最近はお寿司やオードブルなどが出されます。お通夜に参列して通夜振る舞いに誘われたときは、『故人と共に最後の食事をする』という意味を込めて、必ず参加して、一口でも箸をつけるのが礼儀です。

 なお、通夜振る舞いは宴会ではありません。当然ですが、大声の会話や笑い声は慎みましょう。また、少しいただいただけで長居をせずに失礼してもかまいません。

●188-2 勤務先に問い合わせる
 故人の勤務先の総務部門の保険関係担当者に照会すると、生命保険に契約していれば教えてもらえる場合があります。

●188-3 保険会社に直接問い合わせる
 目星を付けて、生命保険会社に直接問い合わせる方法もあります。保険会社の本社または支社に電話をして、故人の氏名と生年月日を伝えれば、契約の有無を教えてもらえます。ただし、「死亡診断書」「戸籍謄本」「運転免許証」などの本人確認書類が必要になる場合がありますので、用意しておいてください。

●188-4 加入当時の生命保険会社の社名が変わっている場合儀
 契約年月日が古く、その当時の保険会社がなかったり、保険会社の社名が変更されている場合があります。古い保険会社名がわかれば、生命保険文化センターや生命保険協会の相談窓口に連絡して現在の保険会社名を確認し、その保険会社に問い合わせてください。

●188-5 弁護士に依頼する
 まったく手掛かりがない場合は、弁護士に依頼して、契約照会をしてもらう方法もあります。弁護士は、生命保険会社全体に契約照会を行います。ただし、この場合は費用と期間がかかります。

●188-6 災害地域生保契約照会制度
 台風、地震、津波など大きな災害に遭われ災害救助法が適用された地域で生命保険契約の手掛かりを失った場合、生命保険協会が窓口となって契約の有無などを調べてもらうことができます。

 






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