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149回 喪服のレンタル



喪服のレンタル
  ●急のお葬式で喪服がない、と困ったことはありませんか。そんなとき喪服のレンタルが強い味方となります。インターネット業者なら、最短で翌日午前中に受け取ることも可能です。レンタルなら体型が変わってもそのつど合わせて借りられます。今回は、喪服のレンタルを紹介します。

●149-1 喪服のレンタル料は1万円〜2万円程度す
 通夜・告別式はある日突然、急にやって来るもの。いつ、どのようなときも喪服を用意しておくことは社会人としてのマナーですが、「体型が変わって着られなくなった」「クリーニングに出したまま」「お葬式が続いてしまった」「冬用の喪服を持っていない」「喪服を買いに行く時間がない」などの理由で、喪服を用意できないときもあります。そんなとき頼りになるのが喪服のレンタルです。

喪服のレンタルは、葬儀業者や貸衣装業者のほか、インターネットで申し込める業者もあります。

一般に、男性用喪服のレンタルは、上着、ズボン、黒ネクタイ、サスペンダーで価格は10,000円前後。ワイシャツ、靴下(黒)、靴(黒)は含まれません。女性用喪服のレンタルは、和装の場合は着物、帯、長襦袢、帯揚、帯〆、草履、伊達〆2本、腰紐5本、帯枕、帯板、衿芯で20,000円前後。肌着、足袋、裾除は含まれません。加えて着付で5,000円程度かかります。女性用喪服で洋装の場合は、ワンピースまたはセットアンサンブルで10,000円前後です。

●149-2 ネットレンタルなら即日発送可能
 インターネットで注文してレンタルできる喪服もあります。あるインターネット事業者の例によると、全国往復送料無料、代引き手数料無料、クリーニング不要で、夕方の17時過ぎに注文しても、即日発送、翌日午前中に受け取れます。

まず、事業者のHPで在庫状況を確認しながら用途に合った衣装を選びます。男性なら、シングルまたはダブル、サイズ、夏用または冬用を選びます。女性なら、サイズ、マタニティ、スリーピース、パンツ、夏用・冬用などから選びます。幼児用も背丈に合わせて選ぶことができます。レンタル期間は3泊4日、受取りは自宅のほかホテルや斎場に直接送ってもらうことも可能です。4日目の17時までに郵便局やゆうパック取扱いのコンビニまで持ち込んで返却します。レンタルの基本料金は、5,000円から20,000円程度と格安です。レンタル期間を延長する際には1日当たり1,000円程度の追加料金がかかります。料金は、クレジットカード払いのほか、代金引換、コンビニ決済などから選べます。なお、インターネット業者の場合、喪服の発送が完了している場合はキャンセルできませんので注意してください。


●149-3 レンタルの注意点
 喪服のレンタルは、喪服を自宅に常備しておく必要がなく、必要な都度、喪服の種類やサイズなどを自由に選択できる点でメリットが大きい反面、借りたいときに在庫がないなどタイミングによっては借りられないこともある点に注意が必要です。レンタルを決めたらできるだけ早く注文して、目的の喪服を確保したいものです。また、インターネットのレンタルの場合は試着ができません。試着して決めたい場合は、葬儀業者などの貸衣装で試着して選びましょう。

女性の和装、または男性のフォーマルで小物などを含めてフルセットでレンタルする場合は、料金が20,000円から50,000円と高額になりますので、試着のできる貸衣装がお奨めです。

サイズがすぐに変わるという意味で、幼児の喪服のレンタルはたいへん有用です。幼児の場合、七五三、雛祭り、端午の節句、入学式、卒業式、演奏会などさまざまな行事の際に礼服を着る機会は多いかもしれません。その際にレンタルを利用することはよくあるでしょう。通夜・告別式の際の喪服でも、レンタルを利用してみましょう。。
 





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